今、ふと気がつくと「極道の妻たち」の、最初の4作(岩下志麻から3作で一回りし、岩下志麻がカムバックするまで)の事に異様に興味が出て、やっぱり五社英雄の1作目はヤバくて、もう予告編からフォントの出し方がものすげ、、、、、「あ」と言って再生を止めた所だ。疲労が抜けきっていない。とするのが最適説ではないかと思う。なんでこんな事をしているのだろうか。検索画面は、岩下志麻の極妻が10作目まで製作され、それがVシネの先駆となった、高島礼子ヒロインの「video版」移行して5作製作された。とあるままだ。夏目雅子が「テレビ版」の主演だとばかり思っていたが、そういうものは存在せず、それは「鬼龍院花子の生涯」で、なななな何と、こっちのが先で、どっちかというと「極妻」の元ネタなのであった。五社英雄だし。しかし家田荘子、今、返還しようとしたら「言えた倉庫」と出て、そのまま検索したらAIが「言えた倉庫」は、日本語

<菊地成孔の日記 2025年6月2日記す>
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コメント
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クインテットの、しかもマイナス1のファンの方がいて、自分でも驚くほど嬉しいです!!
<小西さんは芦田愛菜ちゃんに似てます!笑(肯定されると御イヤかもしれませんが。笑)>
絶対そうですよね。僕は演奏よりも文章よりも、似た人探しに自信があります。ただ、本人が嫌がるわけで、眼下に否定するので、それで興奮するんですよね(性的に、とかじゃないですよ笑)。
>>3
<専門的なことはよく分からないのですが、私は2曲目と最後の曲(秋元さんの曲順表が見えたのですが、ffとele-free?)が特に印象に残っています>
elec-freeは、AIで製作した音源を宮嶋くんが採譜して演奏し直したものです。アレも涼しいのよ笑。
<小西さんはル・セラフィムの宮脇咲良さんに>
これは似てますね。ただ、形が似てるだけの感じがありますね笑。芦田愛菜とは中身も似てる気がしています笑。
<宮嶋さんははにかむ綾野剛さんに(更にはインスタにあげられていたお兄様との写真が激似すぎてびっくりしました)>
これは定番ですね笑、あと姜尚中。
<そして秋元さんはじゃりン子チエに似ている気がしています。。失礼かもしれないのでここだけの話でお願いします。>
これも定番なんですが、ココは外からも見えるエリアなんで笑
>>4
ご返信をいただきありがとうございます。音楽理論の実践的な動画を数えきれないほど上げておられる菊地さんの、感覚的な部分についてお聞かせいただけるのはとても貴重かつ面白いです。
LΛMPLIGHTさんの存在は菊地さんによる某バズ投稿の流れで初めて知りまして、その存在自体に大変驚かされました。私はあの動画1本だけ観たにすぎませんが、あの微分世界作品にふれて一番感銘を受けたのは、「徹頭徹尾、すべてが理解できるように作られている(ようである)こと」でした。
非音楽家側のリスナーに移入すると、LΛMPLIGHTさんの作品内に高値を付けたがる要素はまず「創作言語」だろうと思います。20世紀末までの感性からすると、「創作言語」を行うタイプの者といえば統合失調の20世紀的症例(言うなれば、ドゥルーズ=ガタリがたかったタイプの人たち)か、それとはうってかわって『スター・トレック』シリーズの異星語的にポップな「ファンたちが実際に使えるように作り込みましたよ」のタイプ、これら2種類に分けられるように思います。が、LΛMPLIGHTさん作品の「創作言語」はそれらいずれでもなく、ものすごく良心的に作られた、エゴの無いモノのように感じられました。なおかつその良心的な作りが、微分音や動画デザインなど全ての要素に共通していることに、まさにこういうのが2020年代で重要な作品だと感嘆させられました。菊地さんがご指摘の “涼しさ” を纏った感覚も、私の印象と共通した何かを察してのことと愚考します。
それはトールキン的な、「あの人ってここまで自分の世界を作り込んだんだぜすごいよな」の方向に回収される20世紀までの作家主義でも、かといってオープンソース的な tech geek の反転したノブレスオブリージュ感とも違う、「全要素がものすごく緻密に作られていて、それらを理解するためのマニュアルも揃っていて、誰でも利用できる」感がLΛMPLIGHTさんの作品にはあり、これによって21世紀前半までの「天才作家のポテンツ信仰」を(結果的にというか、構造的に)脱臼させうることが最も得難く・新しいように思わされました。実際、LΛMPLIGHTさんの作品にふれて「そうかすごいなあ天才ですね(なんだよ畜生、全然理解できねえぞ。凄いのはわかるけどなんかこっちが見下された気がするクソッ)」的なポテンツ折られ反応(それがつまり21世紀前半までの典型例、ということですが)を示しているリスナーは殆どいないのではないでしょうか。同様に、「オクターヴの16分割なんてまだまだ甘いよトルコ音楽なんか30分割以上あるんだぞ」的なポテンツ由来のヘイトが発生する余地すらも殆ど無いように感じられるのは、繰り返しの表現になりますが、作品の構造自体が良心的で、誰にでも開かれているからだと思います。
前段落の内容によって、LΛMPLIGHTさんのようなタイプの作品は、現状のポップ至上価値である「推せるか/推せないか」の2分法によるのとも違う、全く別様な作品受容のかたちを実現させられるのかもしれないと、なによりも私はその点に2020年代的な凄さを感じました。それは一言で表現すると「交易」の感覚で、誰かが作ったものを自陣/他陣の区別なく使って豊かな反応を及ぼすという、これ自体は20世紀的な理想ですが現在までまともに達成されていなかったように思われる状態がいよいよ可能になるのでは、と思います。これは同様に、菊地さんが『コロンボ研究』上巻42pで“本書の最終目的は〔中略〕あらゆる全てのジャンルと交易を結ぶ事にある” と宣言しておられた「ポテンツの再整理、それによる新しい価値の交通」の試みと共鳴するものであると思います。
……と、この結論は本来なら『コロンボ研究』感想の脈絡で述べられるべきでしたが、菊地さんが中国ツアーを終えられてコロナ感染やXでのバズりやその直後の因縁つけられなど、最近のトピックがあまりにも目白押しで(笑) 書くべきタイミングを見失っていた感想をこうして混ぜさせていただきました。
X上で菊地さんにAI関連の因縁をつけていた多くのアカウントには、「音楽制作上の問題について言及しているのに音楽制作の現場について何も知らない」・「音楽の話をしているはずの者がそもそも日常的に音楽を聴いていない(映画やアニメやマンガには相当触れているのかもしれないが)」など、(イン)ポテンツ由来の自己拘束感覚をこじらせた者の特徴が共通して見られました。それは同時に「常に文句を言いたいようだが、何かを解決する能力は完全に失ってしまった(あるとしてもそれは国家主導による法制度頼みで、ピュアなファシズム構成要素として動員されている)」人の姿とも言え、こんな悲しいことがあるだろうかと思う一方で、菊地さんやLΛMPLIGHTさんのように次の時代の「交易」のために自作を捧げている人々も確かに存在し、ああ、やっと21世紀のローリングトゥエンティーズが来たのだなあと実感する次第です。21世紀のポップ調性離脱は、平均律を父権として斬首したがるタイプの20世紀的無調とも違う、別の非戦感覚を当たり前に備えたものになるのかもしれませんね。
「鬼龍院花子の生涯」といえば、夏目雅子のドスの効いた土佐弁の台詞を思い出します。
なるほど「極妻」と同じ監督だったんですね(こちらは未視聴です)。
グランドピアノの共鳴と増幅の話、実際どんな感じか改めて菊地さんの演奏を聴く機会が欲しくなりました。少なくとも、二曲目あたりの始めにサステインペダルを踏んでらした時、客席にもあの場の空気の共鳴と増幅は聞こえてきました。これは何をされているんだろう?と思いましたがそういう事だったんですね。
三曲目の「I wish I knew」ですが、ボサノバ風の弾き方がとても素敵で新鮮でした。私の知る限りではあのジョビンぽい弾き方をする方はなかなかいらっしゃないようなので、聴けたのは特に貴重な機会だったと思います。
曲も聞いたことがある気がしましたが自力では曲名にたどり着けませんで、暫くもやもやしていたものが今回の日記でスッキリしましたのでサステインペダルの件と併せてお礼申し上げます。
最後の曲で、菊地さんがサックスに持ち替えた時にギアが変わるというか会場の空気がガラッと変わる感じも良かったです。
クインテットー1を聴く機会がまたあると嬉しいです。
また、コロンボ研究下巻では音楽に言及されるということでこちらも楽しみにしております。
コロンボ下巻の執筆も頑張ってください。
上巻は私には難解でした笑。
ラディカルな意志のスタイルズのライブは今年後半にありますでしょうか…?
懺悔室、内容的にもルーヴルよりかなり好きだったのでパンフも購入し
監督と俳優陣による副音声も聴こうと思い2度目の鑑賞に臨んだのですが、
音楽をじっくり聴きたくて結局イヤホンを外して普通に鑑賞してしまいました。
実写露伴シリーズの劇伴に踏襲されている、効果音のような旋律からギュインと引き込まれて行くような感じがたまらなく好きです。
無音の場面とのバランスも。
ヴェネツィアの荘厳な教会に能の謡のような和な感じも不思議な程マッチして最高でした。
そしてやはり映画館の大音響で聴く大空位時代は格別。
(ぺぺ贔屓としてはサントラやエンドロールに田中さんのお名前がないのがちょっと寂しいですが…)
サントラ発売の要望はアスミックエースさんやコロムビアミュージックさんに送ればよろしいのでしょうか?
色々と煩わしいこともお有りでしょうが、
菊地さんはこのくらいでへこたれる人ではないでしょうから(笑)
工房の皆様も素敵な音楽をありがとうございました!
お馴染みのスタッフ陣による続編がまた観られますように。
>>8
ありがとうございます!届いていたようで大変嬉しいです!!
>>9
あの本は、前提が「全部見ていないと話が始められない」になるので、他の、心のやさいい感じの笑、コロンボムック本みたいな「こっちは全て知ってますが、あなたは全て見てなくても良いですよ」という態度と正反対で、難解なのは自明ですね笑。
>>10
1)ラディカルな意志のスタイルズのライブは、今年はありません。来年あります(今年は、クインテットと、新しく作るピアノトリオ、あとAIと僕だけのソロライブがあります)
2)「懺悔室」「もう一つの懺悔室」「密猟海岸」をオールインワンしたOSTは、発売されます
お察しいただいている「煩わしいこと」は、どうなんだろうな笑、合ってるかどうか笑。確かに大変煩わしいことがあり、なんとか解決してもヘトヘトなんですが笑、お察しのものではないような気がしています笑。
いずれにせよ、色々ご贔屓の程ありがとうございます!
>>13
お返事ありがとうございます!
2022年の結成ライブはスルーしてしまったもので…来年は万難を廃して馳せ参じます。
ピアノトリオにAIソロ!?気になって困ります。
既に発売決定してるんですか!嬉しい!
(でもやっぱり要望の声があることは公式サイドにも伝えておこうと思います。声をあげることって大事だな、と)
懺悔室は映画というより舞台を観ているような面白さを感じました。